布団をかけ
しばらく頭を撫でていた。
かわいいよなぁと、
顔のむきがこっちになった。

ボクは、
かなり焦った。
起きたのか?

良かったぁ、
まだ寝ている。

ずっと見ていたかったが、
この部屋に長い時間いるわけにもいかないから…。


「 唯愛ちゃん、おやすみなさい。 」


おでこにキスをした。


父さんに
見られていたことも知らずに、
ボクはニヤけた顔のまま、自分の部屋に入った。