寿明さんのお宅に到着して、
車を降りた


「 寒いから早く中に入って。 」


寿明さんの言葉に小さく頷いたけど、
なんか離れたくなかった。

寿弥さんの
車庫入れが終わるのを待っていた。

私がいることをわからないみたいで、
車の中を点検しているみたい。

なんか
彼女とデートをするときの険人くんに似ていた。

ちょっと笑えた。