「ねぇ。あれってどーゆーこと?」 「もしかして、あんた…。 漫画描いてるとか?」 “漫画描いてるとか?” その言葉が あたしの頭を駆け巡る。 瑠未は黙ったまま答えない。 どうしよう…! 「……なわけないよねー」 へ? 「キャハハッ! だよねー。いくらなんでも 篠永が漫画なんて描くわけないし!」 「うけるーっ。」 その会話を聞いて、 瑠未は机にぐったりと倒れた。 …よか…った…。