君と桜の木の下で


「…」
「……」

お互い無言のまま歩き続ける。

早くなにかゆわなきゃと思うのに会話が思いつかない。

ッてゆうか…

告白どうしようッてゆうのが頭の中でぐるぐる回ってそれどころじゃねぇ…

どうしたらいいんだー!!

「ね、ねえ…」

「え?なに?」

愛菜は気まづそうに話しかけてきた。

「今日の海楽しかったね」

「お…おう、楽しかったな」

「……」

会話終了。

ヤバい…

もうここで言ってしまおうか…