君と桜の木の下で


「さっきのなに…?」

愛菜は不思議そうに首をかしげた。

あ!!
そっか!!
告白頑張れよ!!
ッて意味か?

そおいやあ、海が楽しくて忘れてた…

うわあ…
ヤバい…
緊張してきた…

「か…かえろう」

俺は緊張しすぎて片言になってしまった。

「う…うん」

愛菜は不思議そうに俺の顔を見上げた。