なんかさっきから俺心臓バクバクゆってるんだけど。

もしかして…
一目惚れ?

俺は高鳴る胸を抑えながらあのこが走りさっていったほうを見つめた。


「あれ?純也じゃん、おはよ」
ボーッとしながら歩いていると
後ろから俺を呼ぶ声がした。
「お、竜!久々だな」
振り替えると竜がいた。
竜久しぶりだなあ。
こいつの名前は吉村竜。
竜とはおれの友達で小学からの付き合いだ。

こいつはスタイルよくて頭がいい。
俺《中村純也》とは大違い。

「元気してたか?」

「おう、お前も元気そうだな」

そおいえば、竜とは中学以来だからなあ…

春休みは入学式の準備とかなんやらで忙しかったし、全然会わなかったんだよな

いろいろ話してぇな。