「愛菜もいくって」
咲ちゃんがゆった。
「ほんまに!?良かったあ」
俺は心の中でガッツポーズを決めた。
それからみんなでいつにするかとか決めていった。
「じゃあ、この日な」
「おう」
俺は携帯のスケジュールに《皆で海》という予定を作った。
あー。
楽しみやなあ♪
はやく夏休みこんかなあ。
その日の帰り道、俺は竜と二人で帰っていた。
「海、楽しみやなあ」
ルンルンの気分で竜はゆう。
「そうやなあ♪」
俺も鼻歌を歌いながら歩く。
「そおいえば、水着…どんなん着てくるんやろなあ」
竜は鼻の下を伸ばしながらゆう。

