「あらー、勉強会?頑張ってねえ」
おばさんは机にお菓子やジュースをおく。

「ありがとうございます」

と俺がゆうと愛菜と咲ちゃんも続いて繰り返した。

「いえいえ」

ニコニコ笑いながら部屋をでていった。

「さあ、始めようか。わからんとこあったら俺にきいて」

竜はそうゆって机に向かって勉強をし始めた。

俺たちも勉強をし始める。

静かな時間がコクコクとすぎていく。
あれ?
ここどうやったっけ?
わからへん。

「竜…ここ「竜、ここどうするん?」

俺がきこうとしたところを咲ちゃんに先こされた。

しゃあない。
待つか。

「なんかわからんとこでもあった?」

それに気づいた愛菜が俺に話しかけてきた。

「あ、ああ。ここやねんけど…」

俺は愛菜に本をみせる。