「あとでお菓子持っていくからねー」

とまた台所に戻っていくおばさん。

「ありがとうございます」

そうゆって階段を上り、二階の竜の部屋へと入る。

「おー、純也きたかあ」

勉強の準備をしながら俺を招きいれる竜。

「おー、まだ愛菜とかきてねぇのかあ」

「もう少しでくるッてゆってたぞ」

もう少しでかあ。
早くこねぇかなあ。
俺はそわそわしながら床に座る。