「夜月さんこれからあなたが何を見て何を聞いたとしても絶対に口外してはなりません」

「なぜですか?」

「規則だからです」

「分かりました」

「夜月さんは物分りがよくて助かります
あと理事長に超特進クラスが男ばかりなのは聞きましたか?」

はぁ?何それ聞いてませんけど!

「聞いてませんよ」

「そうですか分かりました
あとあなたの超特進クラスでの地位は編入テストの結果2位です
なので青山くん以外は好きにしていいです」

「たとえば?」

「あなたが嫌いと言えば退学させる事ができます
しかし青山くんがダメだと言った場合は無効です」

「分かりました」

「では教室はここです」

うん

まさかこんな所でこんな物と出会うとは…

何で教室が中からは見えて外からは見えないガラスでドアに指紋認証システムつきでクリスタル制でしかも防音なのよしかもこれ強化ガラスでもあるし…

「ちあみに夜月さんの指紋はすでに登録済みです」

「いつですか!?」

「理事長室のドアを触られた時です」

おい!何でもありかよこの学校!

「では入りますよ覚悟して下さい」





ガラッ