あまりの衝撃に言葉を失った。 こ、この状態であたし今まで――… ああ、考えるだけで目眩が… 顔が青白くなっていくのがわかる。 「まぁ俺以外に気づいてたのはほんの数人でしたけどね」 さらりと言いのける薫くんに何故だか殺意を感じた。 なんでそんな平然としてんのよ!! 健全な男子高校生だったらもっと恥ずかしがりなさいよ!! 頬染めて目線そらしたりしなさいよ!!