私はあなたの観覧車

そんなある日、
4人で遊園地に行くことになった。


この遊園地で僕に
忘れられない事が起こった・・・。

「お昼にしよ。」

「うん。マジ腹減ったー。」

恵美と昌哉が言い、
僕らはお店に入った。

みんな注文を終え、

「私取ってくる。
　悠馬も手伝って。」

そう言われ僕と恵美はご飯を取りに行った。


その時だった・・・。


「あのさ。悠馬・・・。」

「どうした？気分悪い？」

「ううん。そうじゃなくって。
　単刀直入に言うね。
　私悠馬が好き。
　・・・今度は2人で来たいな。」

えっ・・・。

どうすればいいんだ。

告白なんて初めて・・・。

でも僕は麻季が好きだ。

その気持ちは変わらない。

「ごめん・・・。
　僕ほかに好きなやつがいる。
　ホントごめん。」
　
「麻季・・・？」


僕は何もいえなかった。

「麻季達待ってるから早く行こっ。
　色々ごめんね。」


行ってしまった・・・。