いつもと変わらぬ朝だった。

窓から差し込む光がまぶしい。



僕は笹川悠馬―。

35歳で結婚はしていない。

しかし僕には永遠の花嫁がいる・・・。



ねぇ麻季・・・。

君は僕との出会いを覚えていますか?



あれから何年の月日が経っただろうか・・・。

今僕が幸せなのはいくつもの苦難を共に乗り越えてきた君がいたから。





僕はずっとずっと何があっても君を愛することをやめない・・・。




やめたくないんだ・・・。