『春樹、楽しみにしとけよ』

『うぃ〜』

俺と徹と照はレストランで女の子を待っていた。

『こんばんわぁ』

女の子のメンバーがきた。

『…美鈴?』

『…春樹?』

俺の目の前に元カノの美鈴がいた。

中学03年生のころ本気で恋愛できた相手だった。

卒業式の日に女子高の寮に入ることになった美鈴と別れた。

あれから06年。美鈴はあのときより美しくなっていた。

俺とは比べものにならないほど…

『久しぶり。春樹』

『久しぶり』

そこから俺と美鈴は時間を忘れてしまうくらい話した。

仕事の話、高校時代の話、趣味の話…

話題はつきなかった。

俺と美鈴はメアドと番号を交換してその日は別れた。

『ただいま』

『可愛い子いたぁ?』

『別に…ってなんでしってんだよ』

『適当にいっただけなんだけど』

『…』

遥はそれ以上なにもゆわずに部屋の中にはいっていった。

俺は遥の背中をみつめていた。。。