『徹くーん。暇だー』

『確かに。でもあと30分すれば暇のひの字もいえなくなるぞ?』

『まぁなー』

俺は24時間開店しているレストランで働いている。

朝から夕方。時間は会社員と同じといってはいけないが同じだ。

今日もごく普通の1日が終わろうとしていた。

♪♪♪〜

電話が鳴った。

『春樹?お母さんだけど。01人暮しちゃんとしてる?』

『してるよ。ってか用は何?』

『遥ちゃんの高校が春樹のアパートの近くなの。だから一緒に住んでやってくんない?』

『はぁっ?!』

遥は俺のいとこでもあり、父親の違う妹でもある。

このことは今の俺の親と遥の母親しかしらない。

…ってか、そんな遥と一緒に住めってぇー?!?!?!?!?!?

『嫌だよ』

俺は即答した。

『春樹の気持ちもわかるけど仕方ないの。拒否権はないのよ』

『マジかよ…』

『くれぐれも兄妹ってことは秘密ね』

『わかってるよ』

『じゃ、もうすぐつくとおもうからじゃねー』

『はっ?!』



ピンポーン

…はやくね?!

ガチャ。

『春樹ー。これからよろしくぅ』

早速きやがった。。。

『ご飯と洗濯はするから。でも自分のパンツぐらいは洗ってよ』

『なんでお前にパンツ洗ってもらないといけないんだよッ』

『ご飯美味いから。楽しみにしといて』

『話きけよ…』

『明日からこの部屋つかっていい?』

『ご自由に。そこ使ってないし』

『じゃあ今日は春樹の横で寝よっかなぁ』

『その部屋布団あるから』

まじで?といいながら遥は部屋にはいっていった。