そして次の日から毎日俺は綾香の部屋に行って話して遊んだ。 綾香の両親とも何回か会ってとても優しい人だった。 綾香の性格を知って、更に俺は好きになっていった。 たまに、思わず好きって言っちゃいそうになった時もあった。 綾香の部屋に行った後は何時ものように廉の部屋に行って俺は一人でニヤニヤしていて、廉はそんな俺をジッと見つめているだけだった。 そして時は流れジリジリと暑い太陽が近付くと共に綾香との別れの日が近づいていた。