部屋の中には小さな女の子がベッドの上で泣いていた。 女の子は俺に気づかず、ただ泣いていた。 まだ、俺も子供だったけど俺なりに慰めたかったのかお母さんが俺を慰める時みたいに頭を優しく撫でた。 とたんに女の子の泣き声は止まり、ゆっくりと顔を上げた。 俺は女の子を見た瞬間心臓が一瞬トクンと跳ねた。 丸くてパッチリとした目。 高すぎず、低すぎない整った鼻。 ぷっくりした柔らかそうな唇。 そして雪のような白い肌。 こんなに可愛い子を俺は始めてみて、一瞬で恋に落ちた。 4歳にして初恋をしたんだ。