「綾香、入って」 その言葉で私は、現実に戻された。 そして目の前にある、大きな扉を男の人は開いた。 わぁお! また部屋の中は豪華で、あの神龍の学校にある部屋の様だった。 どこの奴等も、最近は金持ちばかりね。 中には二人の男の人が、座っていた。 「地・・・味・・・」 「あはははははっ!」 一人は今にも寝そうな声で私を地味と言いもう一人は指を指して笑ってきた。 これがこいつらの初めて、私に言った言葉だった。