「お前って馬鹿だよな」 「なっ・・・なによいきなり。失礼ね」 「だって、嫌な思いするくらいだったらよ、さっさと廉に゛奴隷になります゛って普通に言えばいいじゃねえか。お前みたいな地味な奴誰も取って食ったりしねえしな。」 つくづく失礼な男ね。 でも私にも負けられない、プライドって言うもんがあるのよ!! 「だーれが奴隷になるもんですか!三日間なんて難無く乗り越えてやるは!!」 「へーへー。まあ、勝手にすればいいよ。」 再び沈黙は訪れた。 気まずい・・・。 次に口を開いたのは、私だった。