「綾香の事なら全て知ってるよ。本人以上に。それくらい愛してるからさ。あぁ、これ聞いてもまだ君達は裏切られたなんて言えるかな?」 自信たっぷりに言った この男は本当に家族なのか恐ろしい瞳を俺に向けてくる。 そして言葉を続けた。 「あのネックレスは綾香の物だよ」 その言葉を聞いて 俺は耳を疑った。 あのネックレスは 先代の物なのに・・。 伝説の二人の大切な物。