地味女が巻き込まれました。【上完】【修正中】



「そんな謝んないでよ。貴の料理は本当に美味いし。な?ほら、綾香に自己紹介して。」


「ありがとうございますっ!!わかりました!!」


竜さんの瞳は私を
見ている時とは何か違う
優しさが籠っていて
いつも以上に竜さんが
かっこよくみえた。


そしてこの少年も
目を輝かせ尊敬の眼差しで
竜さんを見つめていた。


「俺、鬼虎の飯班の菅原貴広【スガワラタカヒロ】っす。同じ高1っす!これから、宜しくお願いしますね。ひーめっ!!」


最近会った人の中で
一番親しみやすい人だな。

ただ
最後の姫(伸ばしながら)
の呼び方は本当やめて
ほしい・・・。


「綾香って呼んでね!!あーやーか!!!」


「えっ、だめ」


技とらしく私が言うと
即座に返事を返したのは
・・・竜さん。


全くこの人は・・・。