「また来なさいよ~」 すっかり調子が戻った 厚子さんはハンカチで 涙をふきながら私達を 手をふり見送った。 まるで映画でよくみる 別れのシーンの様だ。 厚子さん以外誰も 悲しんでないけどね! 「ありがとうございました」 とりあえずお世話に なったわけなんだし お礼だけは言っといた。 そして感動?の別れを 果たした私達はやっと 倉庫への道のりを目指した。