「いきなりの事だけど、この前廉が綾乃ちゃんを助けた時、他の族の奴等に目撃されちゃった見たいで・・・これ・・回ってるんだ」
マイパソを開きパソコンの画面を見せられるとそこには、間違いなく私の顔が写っていた。
そして、画像の下には゛桐谷廉本命の女゛確保せよ。と書かれていた。
「見た通り今、綾乃ちゃんの身はとても危険だ。だから、俺達が責任取って君を守る事にしたんだよ。」
こんなセリフ他の女だったら脳内がハートだらけになるだろうけど、私の頭の中には?がたくさんあった。
確かに捕まえられちゃうのは怖いけ・・ど、桐谷廉の彼女って言うのが一番怖い。
絶対平穏な日々崩れちゃうし。
あんなことやこんなこと・・・何されるかわかんないし!!!
・・・いや、それは無いか。



