「ここ・・」 この大きな倉庫はオークション会場何かじゃなく、この前の神龍の大きな倉庫でした。 倉庫の中にはこの前とは桁違いの数の不良達がたくさん居て、いきなり現れた私達をギッと睨み付けたかと思えば皆、道を作り頭を下げた。 「おつかれっス」 「お疲れ様です!!」 その不良達の言葉はきっと陸君に向けられている。 不良達は私達が道を通るとびっくりした顔で私を見ていた。 まあ、いきなり知らない女がいたらそりゃあ、びびるわよね。 不良達は驚きながらも私にも丁寧に挨拶してくれた。