「あっ!!姫が起きたよおお!!」
ひっ・・・姫!?
扉を開けて入ってきたのは、あの神龍の可愛い~幹部、陸くんだった。
バタバタッ
複数の足音が部屋に近付くと、ひょっこりと残りの幹部のメンバーと桐谷廉が現れた。
部屋にゾロゾロ入る私を皆ジーッと見つめてくるので思わず布団を被って目だけ出して覗いていた。
「「可愛い~」」
そう言ったのは陸くんと麗で、後の二人はウンウンッと頷いていた。
新手の苛めですか!?
ていうか学校の地味な時と対応が全然違うし、もし私が如月綾香って知ったらどうなっちゃうんだろうか・・・。
考えただけで、寒気がした。



