トントンッ 誰かに肩を叩かれた。 急いでるっていうのに誰よ私を呼ぶのわ!! クルッと嫌な顔をしながら振り向いた。 ギャアアアア!! っと危ない危ない・・・ また叫ぶ所だった。 どうにかこらえた私を呼び止めたのは、髪を盛りに盛ったチャラお兄様方だった。 「な・・なんでございましょうか?」 タメ口聞いたら一瞬で潰されそうだったので、私の知っている出来る限りの敬語を使って表現をした。