「ぎゃああああ!!」
「ちょ・・・おい!!」
頭の中にラブホテルというキーワードがくるくる回り、情けない叫び声を挙げ勢い良くラブホテルを飛び出した。
桐谷廉が呼び止める声が聞こえたがそんなこと関係無い。
外に思い切り飛び出すと当然外にいる人も驚いた目で私を見てきた。
ていうか、よく考えてみたら・・ここラブホテルだらけじゃないの!!
ピンク系の豪華な外見をした建物にはHOTELと書かれた建物ばかりであった。
書かれてないとしても、キャバクラとかホストとか風俗ばっかりだし・・・!
いろんな意味で階段を登ってしまいました。
私は入り口まで早歩きで道を引き返していた。



