静かに中央にあるマイクの所まで歩くとスッとマイクをスタンドから取り外しインテリな感じのイケメンさんに手渡した。




「以下の生徒はこれが終わったら俺達の所にすぐに来てください。如月綾香さん。以上」



……!?


はて?




なんか私、やらかしちゃいました?




ぶつかった事、根に持ってるのかなあ。





どうしよう…。




一気に私の頭の中は混乱し始め、その後の話は全く耳に入ってこなかった。