「綾香、上がって来い。」 皆の視線を浴びながら、そろそろと真ん中にある舞台に上がる階段まで行きそっと登る。 登るだけなのに、視線浴びすぎてめちゃくちゃ緊張する・・。 「綾香ー♪」 舞台に上がると、KY男が私の所へやって来て苦しいくらいに抱き締める。 今日からあんたの名前はKY馬鹿・麗に決定ね。 皆の前で最悪・・・案の定女の子の喚き声聞こえるし、金髪野郎は怪訝そうに私を見てるし。 「お前ら、いつからそんな仲になったんだ?」 「違いますう!!!!」 勝手に勘違いしやがって!