幼なじみ




もうしばらく話していない俺と彼女。




話す必要がない。


お互いに大切なひとがいる。



彼女はもう、俺のことなんか忘れているだろう。と思っていた。










でも。



日中なのに、彼女はカーテンを閉めることがある。





きっと


服を着替えていたり

見られたくないものがあったり


するのだろう。





俺のことを忘れてはいないんだと、実感する。