「あ。あいつまた来てるわー。」
「ほんとだ。よく来れるよな。つーか、来ても何もしてねーじゃん」
「だよな。いっそ来んなよー」
「それ言えてる。あははー」
ーふと空を見る。
「つまんない。」
私はそう呟く
そしていつもの陰口を聞かなかったふりをする。
(ほんとはすっごい聞こえてるけど。)
クラスの中で完全に浮いてる私
理由は分かってる。
半年前のあの"事件"
私のせいで麻里が居なくなってしまった。
今でも思い出すと辛い
涙がこぼれそうになった私は席を立った。
みんなからの視線
毎日冷たい視線を浴びてるけど
今日はいつにもまして痛かった。
ドアを開けて教室を後にした
