「僕は、僕のしたいことをしてるだけだよ。」 「……そうなんだ。」 「うん。ただその一つ一つに、杏が好きって想いが込められてるけどね。」 ……あ、また顔が赤くなった。 「……おやすみ、杏。」 「……うん。おやすみ。」 杏が顔を真っ赤にしているのを見ながら、僕はゆっくりと眠りについた。