「えーと、広場は……」 「にゃあ。」 「……案内してくれるの?ありがとう。」 僕は猫に案内されて、広場に向かった。 「あ、いた。……ん?」 ……あれは。 「……にゃあ?」 「……ねぇ、あの男の人は?ずっと一緒にいたの?」 「にゃあ。」 その猫によると、彼が杏をここに連れてきたらしい。 「どうして……」