「大げさだなぁ～。そんなすごくも

ないよ。うちのパパすごく一般人寄り

だし、親バカだしｗｗ」

「でも、すごいよ～！そっかぁ、そう

なんだっ憧れるな～」

「そう？林檎のお父さんは何してるの

？」

・・・どきっ・・・。

「え～っと、まぁ、そのちっちゃい会

社の社長だよ～。」

「お～！社長さんかぁ！うちと同じだ

ね！」

「ま、まあ、ちっちゃいけどねｗｗ」

・・言わないほうがいいよね・・・。

くるに嫌われたくないし・・・。

「あ！ところでさ、林檎の隣のあの人

カッコ良くないっ？！」

となり・・・って

「も、もしかして、空乃大地のこと

？」

「あ、そうそう！あの人学年一位で

しょ！すごいよね～！しかもイケメン

とか////い～な～隣・・・。

私はタイプじゃないけど、あんな

カッコいい人が隣にいたら、

勉強が手につかなくなるね～」

「・・・。」

「ん？どしたの林檎？」

「あんなヤツいなくなればいいのにっ

っ！」

「えええええええ～？！」

「アイツはねサイテーな男なのっ！」

「ええっ！そうなのっ？！」

「そうよ！初対面の人にバカとか、

婆くさいとかいってさ、もうめっちゃ

むかつく～！キ～～～～～～っ！」

「そ、そうなのっ？！私、騙されて

たっ！」

「そうよ！みんなの前とかでは優等生

ぶってるけどアタシに対しては超毒舌

なのよ！裏表激しすぎるしっ！」