ハッ・・・。

ここが教室だということ忘れていた。

だが時すでに遅し。教室の中は妙な

緊張感に包まれシーンとして、

全員がこちらを唖然としてガン見して

いた。あっちゃ~しくった~。

私は急に恥ずかしくなって机に隠れる

ようにしゃがんだ。みんなの視線が

突き刺さる。グサッ。グサッ。

みんな

「コイツ、本当に学年二位?」

って顔してる・・・。

あ~。もう、最悪・・・。

うわっ、アタシほんとにここで

生活していけるかな・・・?

「・・・す、すいませんでした

なんでもないです・・・。」

そういうとまた席替えが再開された。

落ち込んで下を向いてると、

「ププッ。バ~カwww」

んなっ!誰のせいだと思ってんだ!

アイツはフッと鼻で私のことを

笑って、それから

「ば~か、ば~かっ」

という目でアタシのほうを見て

にやにやしてた・・・。っぐ・・・。

私はいつかコイツシメよう。

と拳を握った。



あっ!コイツのことで色々言ってる

場合じゃない!アタシ友達いないじ

ゃん!そりゃぁ、こんな高校、友達

なしじゃ多分死ぬ((チ~ン。

はぁ~・・・。とどんどんネガティ

ブになっていく~・・・。

と落ち込んでいると、

「こんにちはっ!」

高くてかわいい声がした。

机に突っ伏していた頭をあげると

そこには