それから、無事に私は凛聖学園に

入学し、フツーに勉強して。

フツーに高校生活エンジョイして

何とかやっていこうと思ってたの

に、最近私はイライラしている。

その苛立ちの原因はアイツ。

入学式の日に校門のところで会っ

たアイツ。空乃 大地。

みんな、きいてっ!

アイツだったんだよっ!

学年一位っっ!!

き~~~~~~~~っっ!

あの、初対面で人を馬鹿にするよ

うな男が、学年一位だなんて・・。

ショック・・・。

それだけならまだイライラも

最小限に収まったかもだけどね・・

・。もっと最悪なことが

起こりました・・・。

神様は私のことがそんなにお嫌いで

すか・・・。そうですか・・・。

実は・・・。アイツと・・・。

アイツと同じクラス&隣の席っ!

自分のくじ運のなさを恨むわ・・。

ガタガタ・・・。あ~あ。

よっこらせっと。

「よっこらせって・・・。婆く

せぇ。」

・・・?!!

うっそぉ!アタシ声に出してたの?

うっわしかもよりによって聞かれ

たのコイツだし・・・。

「婆くさくて何か?」

私は満面の笑みで返した。

ニッコ~~~~~~~

「うわ、その笑顔何?敵意丸出し

ですよ。お馬鹿さん。」

・・・ブチッ・・・。

「テメぇ、いい加減にしないと

しばくぞ ごぉらぁっ!」