「・・・。まあ、確かに君は低学年の

ときは荒れておったが、2年生で急に

勉強に目覚め、いまや学年トップ。

しかも、5教科平均98点。という

とんでもない数値を出してくれたので

ぜひ、君に行って欲しいと思ったの

だよ。」

いやいや、行って欲しいと思ったって

普通勝手に決めるか・・・?

私は心の奥底で深いため息を漏らした。

「・・・。どうしても、行ったほうが

いいですか?」

「どうしても、君に行って欲しいの

だよ。」

はぁ・・・。校長の頼みとあらば

仕方がないか・・・。

「・・・。い、行きますっ!!行かせ

て下さいっっ!!」

(不本意ですけどね~~~ww)

「おお、君ならそう言ってくれると信

じていたよ。」

私が断れないって知ってる癖に・・・。

はい、先程も校長がおっしゃってまし

たが、私は2年程前、

グレておりましたのっ!

金髪に赤メッシュでバイク乗って・・・。

今、思い出せばもう顔から火が出るくらい

ハズカシ~赤裸々体験ですよ・・・。

まゆげなんてモチロンなかったし☆

まあ、そんな風にヤサぐれてたときに、

色々と権力という力で助けてもらったのが

この校長先生なのだっ!!

だから、簡単に断るなんてことはできない

のです~・・・。あ~あ。

凛聖なんて超超名門校じゃん・・・。

私なんかが行ったってこの学校の恥さらし

なだけじゃんか~・・・。

こんの、くそハゲ校長がぁぁぁぁぁぁっ!

あらヤダ、出てました?ちょっと校長に

言ってはいけない事。ごめんなさいっ♪