ただいま絶賛恋愛中なう。

「・・ア、アタシねぇ・・・いっつも

意地悪してくる大地が大っきらいで、

顔も見たくないって思ってた。けどねぇ

思えばそんなこと言いながら、ずっと

アタシ、大地の事考えてた・・・。

ライバルだし、敵だけど、ずっとず~っ

と、頭の中に大地の意地悪な笑いとか

ぐるぐる回ってて・・・・・」

っう?!!///

気が付けば大地の顔が超どアップになっ

てて、唇には生暖かい物が触れていた。

触れるだけのキス。

・・・しょっぱい・・・。

そして大地はそっと唇を離し、

「・・俺・・さ。林檎のこと好きなん

だよ・・・。自分でもびっくりする位

好き・・なんだよ・・・。こんなに考

えるだけで幸せになれる女、初めてで

どんな風に接していいのかわからねぇ

んだ・・・。だめだ・・・。

カッコわりぃ・・・。あの・・・本気

で好きなんだ・・・今まで意地悪して

きたから、まだ俺のこと嫌いかも知ん

ないけど・・・い、いつまでも待って

てやるから・・・・・だから・・・

その・・・・・」

・・ぐいっ・・・。

・・・。?!

「・・・ふ、不意打ちなんて卑怯じゃ

ん・・・。仕返し・・・。」

林檎はそっと俺に唇を重ねた。

「アタシ、大地のこと好き

かもしれない・・・。

大地のこと考えるだけで

体が熱くなるし、なんか最

近、大地のこと考えると

胸がぎゅ~って痛くなって

胸焼けしてくるし・・・これって何

だろうね・・・。自分でもよくわかん

ないけど・・・。なんだかんだ言って