~ 放課後 ~

掃除を終わらせ、ドキドキ&憂鬱な

気分で教室に行くと、既にアイツは

そこにいた。

あああああああああああ・・・。

((荒ぶる林檎・・・。

ゆっくりと扉を開ける。



顔が熱い。

鼓動が速い。

体が、

心が、

脈を打つ。

どうしたらいいのか、

どうしたいのか、

何がアタシを悩ませるのか、

何がアタシを惑わすのか、

何故、アイツをふれないのか、

何故アイツをふろうとしないのか。

私の心なのに

わからないや・・・。

しかも・・・。

なんで最近胸焼けなんかするように

なったんだぁぁああああ!!

「・・・おぅ・・・。」

「よ、よ・・・う・・・。」

あぁ~っっ!!!何だこれっ?!何

話していいのかわかんないっ\\\

まともにアイツの顔見れない\\\

やだ~もう、恥ずかしくて溶けそ

うだよ~・・・。きゃあぁ・・・。

「・・・で、返事は?・・・。」

「えっっ・・・。////」

あぁ、もうわかんないよ・・・。

「・・っおい、何で泣いてんだよ。」

「はっ?・・・。あっ、・・れ・・。

ホントだ・・・。どうしてかな・・?

なん・・で・・だろ・・・。」

ぽろぽろと雫が留めなく溢れて

頬を伝う。もう、アタシわからない。