私はしばらく呆然と立ち尽くした。

頭から湯気が出そうなくらい、体が

ほてった。さっきの大地の言葉が、頭

の中でリピートされる。

「・・・好きだ・・・。」

グルグルとアタシの頭で色んな思いが

交差する。

-大地がアタシを好きっ?!-

-またどうせからかってるんでしょ-

-あの悲しそうな顔は何?-

-強引にキスとかサイテーっ!!-

-でも、泣いてたよ。涙が出てた。-

「ハァァァァ~・・・。もう何なのよ

・・。頭の中ごっちゃだよ・・・。」

大地の言葉が未だに信じられなかった。

すごくアタシは動揺していた。

ダイチニコクラレタ。

だめだ。もう何も考えられない・・。

私の思考回路はオーバーヒートした。

プシュ~・・・。






私はふらつきながら家に帰った。

その時のことはあまり覚えてない・・

・。ただ、くるにめっちゃ怒られた。
        ↑
(すぐ戻ると言って2時間待たせてた人




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       次の日・・・。
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やっばい・・・。昨日のこと考えすぎて

一睡もできなかった・・・。大地にどん

な顔して会ったらいいのかわかんないよ

・・・。いやあああああ・・・。

何よ、さっきから大地、大地って・・。

どうしちゃったのよアタシ・・・。

なによ、あんなヤツ。豪快に振って凹む

だけ凹めばいいのよっ!!

「・・・好きだ・・・。」

・・・。