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一日して虫霊が戻って来た。



三人は虫霊に付いて行ってみることにした。



虫霊は空中を飛びながら彼らを案内していった。



街から外れ、緑の多くなる田舎で虫霊が空中に消え去った。


「虫霊はどこだ?」



日向が云う隣で玲子が目を瞑って額に指を当てていた。



「ここから、異空間に入ったようだわ。

月島君、バトルフィールドを開いてくれない」