実体化していないのでスサノオは空中を飛んで、堕天使の前に立ちはだかった。



堕天使が止まって、スサノオと対峙した。



堕天使を操っている本体を探すのに、堕天使から霊糸が出ていないかを見てみた。



『霊糸が無いな。

どうやって操っているんだ?』



日向がそんなことを考えていると、堕天使がスサノオに組み付いて来た。



『実体化していないから大丈夫だ』



日向がたかをくくっていると、堕天使はスサノオを掴んで地面に投げつけた。



スサノオが地面に落とされ砂ぼこりが上がった。