日向がボタンを押すと同時に携帯の画面が眩しく光った。



日向は目をつむり、携帯から手を離した。



恐る恐る目を開けると、地面に携帯が転がっていた。



携帯を拾い上げると、画面はあのゲームのものになっていた。



昼休みの終わりのチャイムが鳴ったので、携帯をしまって教室に急いで戻った。