神魔界伝説

ドラゴンの羽根には塵がびっしり付いていた。



ドラゴンは羽をバタバタさせて、塵を落とそうとしても落ちなかった。



「無駄だぜ。

その塵には俺の魔力が練ってあるからな」



ダストが言った。



月島はダストにドラゴンの脚の爪を突き立てさせた。



ダストはまた体を塵にしてかわした。