玲子は虫霊が捕まえたのが、日向の霊糸だとわかった。



玲子は日向の霊糸の先を手でつかんだ。



『日向君。

上げて』


と念じた。



日向は霊糸の先が重くなったのに気が付いた。



次に玲子の思いが伝わってきた。



霊糸を巻き取ろうとしたが、玲子から少し待つようにいってきた。



待っていると、スサノオとつながっていた感覚が蘇った。



玲子がスサノオの霊糸とつなげてくれたのだった。