月島が怒った。



「騙したな!」



月島はスサノオの檻の上に飛び乗った。



「この檻は俺の霊気で作ったんだせ。

どうにでもできるんだ。

もし、この檻を開けたらどうなるかな」



堕天使の長が言った。



「俺を脅すつもりか?

やってみたらいい」



月島が日向に向かって言った。



「おい、日向、スサノオが出たらちゃんとあやつれよ!」



月島は印を結んだ。