蒼が 私を好き?? 「…え」 「だーかーらー!!俺は、お前が、好き!!」 蒼は人差し指でジェスチャーしながら再び言った。 「嘘じゃない!?蒼が私を好き!?」 「本当だから。そんなに信用できないか??…じゃあ」 蒼は頭をかくと、私の唇に自分のを重ね、チュッとリップ音を放った。 「…あ、ぉい」 涙が溢れ出した