もう、なんて言う暇も無く、 抱き寄せられた。 全身が濡れていて、 零の自慢である髪も ぺったりしてる。 べたついてシャツに 張り付いたネクタイが 気に入らないのか、 するりと外してしまった。 なんかそれが 色っぽいような 気がして、 今度はあたしからキスをした。 あぁ、これが 我慢出来ないって感覚ね。 あたしたちは 雨に濡れるのも気にかけずに 今日のお説教よりも ながーいながーいキスをした。