バスの乗客の視線は 一気にあたしに集まる。 そりゃそっか。 全身びしょ濡れで 泣いてるんだから、 逆に言えば 見ないはずがないよね。 バスのサイドミラーに 人影が映る。 「茉樹柚ーっ!」 更に注目要素②まで現れた。 注目要素②は あたしを見ながら走って バスを追いかけてる。 こうしてあたしは 空気的にいづらくなって バスを降りた。