あたしがムッとすると
零は笑いを堪えて、
俺だってホワイトプランの
ホワイトクリスマスだ、
と言った。


しばらくの沈黙の後、
零が口を開いた。



「シングル同士で
くっつくか?」



本当零って冗談ばっかり。



「冗談は顔だけにして。」



零がそうだな、
と返事をすると、
あたしはある人物の存在に
気付いた。


あたしを待っていたのは…